手相について

手相の歴史

インドを源流とする手相の歴史

手相は約4000年以上前のインドが発祥と言われています。その後、中国・チベット・エジプト・ペルシャ・ギリシャ・イスラエルなどヨーロッパに伝わり長い年月をかけて日本に伝わりました。旧約聖書やギリシャ神話など古代の文献に手相の記述が残されており当時から手相が存在していた事が伺い知ることが出来ます。

古代ギリシャの数学・哲学者で有名であるピタゴラスはインドに渡り様々な学問や手相を学びのちに弟子たちに伝えました。その他、紀元前の歴史上著な名人物であるアナクサゴラスやアリストテレスにより手相の研究なされました。

8世紀末・日本では平安時代になると中国から易学と一緒に手相が日本に伝わりましたが当時は権力者のみで盛んでした。江戸時代末期には水野南北により手相の指南書である南北相法が世に出て手相占いの教科書とされました。その頃には日本でも手相占いが一般化され大衆に広がりました。19世紀頃フランスではデパロルやダルパンチニーの大家が現れ、20世紀のイギリス・アメリカではキロ・ベルマ・ベンハムにより手相がより深く研究され、それらヨーロッパ系の手相学が大正末期頃に日本に伝わり翻訳され現在の日本での手相占いの主流となるに至りました。